五等分の花嫁・114話感想その2 「お前の気持ちを聞かせてくれ」
前回114話感想その1
「お前の気持ちを教えてくれ」
今回114話感想その2
「お前の気持ちを聞かせてくれ」
なかなか、タイトル付けるのが良い感じで。
はいどうもBEEBです。
今回114話感想その2になります。
今回は『本気』、なのは途中からです。
しかし、『ちょい本気』ですかね。
読んでいて、
あ? BEEB、エンジンかかってきた?
とか、余計な詮索無しで読んでいただけると
助かります。さすがに恥ずかしい。
それでは今回も、よろしくお願いします。
「どういうことだ?」
「ほ ほら、私じゃなくて...
みんなの方が…」
「みんな...?」
今はお前に聞いてるんだ
お前の気持ちを…
教えてくれ
風太郎は、
五人の、他の誰かとかじゃなく、
「四葉本人」としての気持ちを聞きたい。
しかし四葉は、言えない。
言うわけにはいかない。
そして…
あっ
あのやろう...っ 逃がすかよ!
正に、脱兎の如く逃げ出す四葉。
自分の中の負い目などもあるんでしょう。
きっと四葉は保健室を後に、
後夜祭で外にいた時も、
逃げるつもりだったのでしょうね。
逃がしたー
くそーっ
こんな時にまで!
四葉に逃げられるのは、
いつかの陸上部の時ですかね。
地団駄踏むとか、なんだか「らしい」です。
小学の、6年前から勉強以外を
断ち切ってきた、そんな風太郎らしいです。
「上杉君...?」
「五月... あいつらは…」
「上杉君」
「四葉なら向こうに走って行くのを見ました
あなたが向かうべき場所は一つのはずです」
余計な気遣いは傷つけるだけですよ
あなたが心配するのは『四葉』であって、
他の人では無いはずです。
そうですね、ここで怒っている五月は
やはり四葉を心配している。
「そうだな、すまん」
再び走り出す風太郎。
悪かったな、と背中で
言っているかのような。
そして、それを見送る五月。
その気持ちは…
お前、いつも言ってたよな
後悔のない林間学校にしましょうね
何度も何度も
後悔のない修学旅行にしましょうね!
しつこいくらいに
一ミリも悔いの残らない
学園祭にしましょう!
俺はお前がいると…
お前がいてくれると…
俺は諦めねぇぞ
そう、諦めるわけにはいかない。
自分の気持ちを、伝えるために
覚悟を決めた他の姉妹たちのために
自分が変わった事で見つけれた、
その想いを伝えるために
あっ!
ま 待て!
そしてつまづき、
「あ」
盛大に転ぶ風太郎
「だ... 大丈夫...
ですか…?」
「......」
ガシッ
「ヒィィッ」
...やっと捕まえた。
もう放さねぇ!
風太郎の手が、そう言ってます!
私にはわかります! 何となくですが!
お前の姉妹たちは
みんな良い奴で、すげー奴で
大好きな奴らだ
みんな良い奴で、すげー奴で、
その言葉だけで、風太郎がどれだけ、
姉妹達を大切に思っているか、
大事にしようとしているのか、わかります。
大好きな奴らだ
風太郎も変わったんですね。大好きだと、
そう言えるなんて。きっと以前では言えなかった。
それほどに、風太郎の中で大きな存在。
風太郎自身が姉妹達に、
憧れすら感じているような。
あいつらの家庭教師を
やれたことを誇りに思う
誇りに思えるくらいに、
そう思えてしまうほどに、嬉しかった。
勉強も、友情も、
仕事も娯楽も恋愛も、
ひたむきに頑張ってきた姉妹達の姿は
風太郎には輝いて見えたのでしょう。
自分に無い、その力に。その姿に。
そして、自分も変わった。
大切な事を、教えてもらった。
だがお前がいなければ
俺は、とっくにつまづいていた
そうですね、きっと四葉がいなければ、
気づかないまま、大切な物を…
切り捨てたまま...
わからずに…
風太郎は、きっと、
凡人にもなれなかったのでしょう
なんで... そんなこと…
言うんですか?
言葉を伝えるのは、
気持ちを知ってほしいから
自分の気持ちを
知っていてほしいから
わかっていて、ほしいから
自分は弱いと気づいたから
おれは弱い人間だから、
この先何度もつまづき
続けるだろう
こんなだせぇ俺の
勝手な願いなんだが
その時には、四葉
隣にお前がいてくれると
嬉しいんだ
それが願い。風太郎の願いであり、
風太郎の願望なのでしょう。
そして、伝えたかった気持ち
俺の隣に、いてほしい
安心すんだよ
お前は俺の支えであり、
俺はお前の支えでありたい
だから...
嫌いならそれでいい
「お前の気持ちを聞かせてくれ」
「私は…
上杉さんが…」
言うんだ
上杉さんが嫌いです
これで全部終わりにしよう
嫌い 嫌い
嫌い
私は上杉さんが
嫌い...
私は…上杉さんが…
上杉さんが…
上杉さんが…
「好きです」
「私...上杉さんには
嘘をつけません…」
私は…上杉さんが…
「ずっと好きでした」
嘘のない、その本当の言葉で。
114話感想その2
「お前の気持ちを聞かせてくれ」終了です。
最後にあった、「上杉さんには嘘はつけません」
四葉は、「嘘」と言って自分に嘘をついていた。
風太郎に直接で、嘘は言えないという事かと。
だから変装も、騙すのもバレる。
風太郎が見破るまでもなく、
四葉の方から失敗してくれるんでしょうね。
そして風太郎に見破る力もあったのでしょう。
前回114話感想その1
「お前の気持ちを教えてくれ」
になります。よろしければ。
今回冒頭で『本気』と書いていた投稿。
こんな感じで今回も、と思いましたが、
さすがにちょい無理あったかな。
ご意見ご感想はこちらにでも。
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ブログ投稿予定、時間も週末、
または週明けにつぶやいています。
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四葉の今回の話と合わせて読むと
良いかもしれない。
中野四葉の『愛』
愛シリーズ...完成していたの…?
書き方は特殊ですが、
こういうのもアリでしょう。
愛シリーズ第二弾、最後への
ツッコミは基本的に無しでお願いします。
愛シリーズ、最後です。
下手なりになんとかした、って感じが。
この回の画像をこれにした理由は、
普段のそこにある普通の笑顔、というのが
大切でかけがえのないものだから…
113話感想~
113話感想も、三回とも全然違うものに。
その1は楽しく、その2は真面目に。
その3は何が何だか。これはこれで
楽しくは書けたので、良しとします。
112話感想~
風太郎の『答え』を待つ姉妹達の覚悟。
物語の終わりが、感じられますね。
その2、五つ子で よかった
五つ子、よかったの間、スペース空けてるのは
手が離れてるのと、意味合わせています。
書かなきゃ気づかないですよね。
固定ページになります。
PCの方は右側から飛べます。
携帯、タブレットの方用に。
画像直ったー。やった。