五等分の花嫁・111話感想その2 私が見てきた信じるもの
はい、どうもBEEBです。
111話感想その2、私が見てきた信じるもの
早速やって行きましょう。今回は全力回!
110話感想その3でやっていた
ブログ読んでる皆さんを全員泣かせる
...までは届かないとは思います。
ですが、ここ三週にわたる無堂と、
ここに決着です。
それではよろしくお願いします。
「よく見て下さい
ここに五月君はいない」
「私はこちらです」
「………なんのつもりだい?」
「騙してしまいすみません、
ですがこうなることはわかっていました」
そうですね、無堂では…
「それがどうした、ただ間違えていただけで…」
「愛があれば私たちを見分けられる
母の言葉です」
愛する娘、愛が僕を動かした、などと
言っていましたが…
その愛とは、どれほどのものなのでしょうか?
「今すぐ忘れなさい、お母さんだってそう言うはずだよ」
「思い出してごらん、お母さんがなんて言ってたか」
無堂のレッテルが剥がれそうでボロボロです。
昨日の五月がお母さんに対し、
気にしていたその点だけを責め立てる。
「お母さんが後悔を口にしていたことは
覚えています」
「そうだ、君のお母さんは間違った!
君はそうはなるな!」
間違っていた... そんなはずがないんです。
それは、五月からすると...
「私はそうは思いません」
「君がどう思おうが関係ない、
零奈自身が言ってたなら」
「ええ関係ありません」
母がどう言っていたとしても...
「たとえ本当にお母さんが自分の人生を否定しても
私はそれを否定します」
「いいですよね、私はお母さんじゃないのですから」
例え母親が後悔の念から自分を否定したとしても、
五月はそれすら跳ね除ける、そう言っていますね。
「ちゃんと見てきましたから、
全てをなげうって尽くしてくれた母の姿を」
「あんなに優しい人の人生が
間違っていたはずがありません」
それほどに、五月がこれほど強く言えるくらいに
零奈が母親として、姉妹達にしてきたことが、
姉妹達への愛が、しっかりと伝わっていたのでしょう。
零奈の愛が五月の自信になり、だからこそ信じられる。
零奈からの愛は、きっと間違いなんかじゃない。
大切なのは、きっとその愛。
それが力になる。 自信になる。
間違っていたはずがない、と。
もしも零奈が後悔の言葉を言ってたとしても、
姉妹達には注がれてきた愛がある。
それが、その愛が間違いのはずがない。
その愛情を与えてくれた母親の人生が
間違っていたなんて、そんなはずが無いのです。
五月...
うん、きっとそうだよ
姉妹だってわかっています。
母親のことは、きっと感謝しかない…
「子供が知ったような口を…」
無堂は理解できないのかもしれませんね。
五月や姉妹達の意志が、想いの強さが。
母親である零奈からの愛が強さになる事が。
「あなたこそ知ったような口ぶりで話すのですね」
「……どういうことだ中野君」
「恩師に憧れ同じ教師となった彼女の想いが
裏切られ見捨てられ傷ついてたのは事実」
「しかしそこで逃げ出した、
あなたが知っているのもそこまでだ」
そうですね、母親としての零奈は、
無堂の知るところでは無い。
それまでに逃げたのですから。
「その後の彼女が子供たちに、
どれほど希望を見出したのかを
あなたは知らない」
きっと、零奈の母親としての優しさ、愛情、
全てが希望になっていたのでしょう。
そして、それはマルオもわかっている…
だからこそ
「あなたに彼女を語る
資格はない」
知ったような口ぶりに苛立ちすら覚える。
まるで姉妹を代弁するような、
父親としてのマルオの言葉。
親の役目なのでしょう。
109話では親の役目と…
そして今回111話
「こういう時に道標になってくれるのが
親の役目なんじゃない?」
そう言っていた二乃は
「お父さん」と口にしています。
マルオはもう、本当の父親です。
そう言ってしまって差し支えないのでは?
あの人と呼んだりもしていましたが
「五月君、僕もまだ何かを言える資格を
持ち合わせていないが…」
今からでも、少しずつでも埋め合わせていくから…
そう、マルオが言っているように聞こえます。
「君が君の信じた方へ進むことを望む
きっとお母さんも同じ想いだろう」
「…はい」
マルオの言葉が五月の胸に響くのでしょう。
その言葉も、きっと、どうしようもなく、
優しく、暖かい だから泣く。
母親への、零奈への想いも理解している、
それも伝わります。
マルオの父親としての気持ちは、きっと本物です。
その証明が、五月の涙なのではないでしょうか?
「無堂先生、最後まであなたから
お母さんへの謝罪はありませんでしたね」
「私はあなたを許さない
罪滅ぼしの駒にはなりません」
「あなたがお母さんから解放される
日は来ないでしょう」
無堂が五月を狙った理由でしょう。
零奈の面影を五月に見出していた。
そして今更、体よく近づいてきても...
しっぺ返しを食らった、という事でしょう。
「べー です」
「わっ」
姉として、責任を取る覚悟までしてたのでは?
一花「もーハラハラしたよ…」
なかなか良かった、見直した、と言わんばかりの
二乃「あんたやるじゃない」
ありのままに、五月に見た感想を告げる
三玖「五月かっこよかった」
ただただ心配した!と言ってるような
四葉「よかった!」
「あはは…皆がいてくれたおかげです」
「下田さんもお父様もありがとうございます」
「立派だったぜ」
下田も理解したかもしれませんね、
五月の想いに。
「お父さん、ありがとうございます」
「…...」
照れくさいのでしょうか?
でも、きっと気持ちは伝わっています。
五月のこの言葉もきっと、
どうしようもなく…
暖かいものだと思うので…
マルオをねぎらってるかのような勇也と下田。
そして…
あなたのおかげです…
あなたが教えてくれたから…
あなたが気づかせてくれたから…
111話感想その2 私が見てきた信じるもの
これにて終了です。
愛、愛、とたくさん書いていますが、
私が書きたかっただけなのは否定しません。
大切なのは愛なんです。そんな111話なのでは?
だから三玖を見抜けない、
そのくだりも必要だったのでしょう。
さて次回、111話感想その3、君が私にくれたもの
次回の絵も用意していますが、
セリフ一部変えてみました。
うーん、一人称僕の女の子、
全く興味とか無かったのですが、
111話読んで、この絵見て、
すぐに、あれ? 僕にしてみる?
と思い用意したら...やっぱり、悪くない…
はい、それではまた。
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宣伝:先週110話感想になります。
その3はかなり力入れて書きました。
私自身何度も読み直してニヤニヤしています。
こんな事書くから…まぁいいや。
暖かい、優しい言葉の意味はその3から。
当ブログでは風太郎の考え方がわかっている
前提でお伝えしています。ネタバレっぽい内容を
知りたい方はこちらでご確認下さい。
私が考察しただけで、内容の保証はしかねます。
風太郎の『答え』に対する考察です。
今の当ブログ看板投稿です。
中野四葉の愛を紡いでいく 、
着地地点の決まっていない『愛』シリーズでしたが
ついに完結です。少し書き方特殊ですが。