五等分の花嫁・109話110話111話 五月の『夢の再構築』後編
はい、BEEBです。
109話110話111話で感想を書きましたが
三話分の書ききれていない部分の補足。
そして風太郎の『答え』に対する
何かをこの三話分のエピソードの中で
得たのだろうか?
補足と『答え』への模索を同時に
ゆったりやって行く投稿になります。
今回は後編。
こちらは前編になります。
まだの方はこちらから。
それではやっていきましょう。
今回もよろしくお願いします。
続きでいきなりなシーンですが、
「だが、それがどうした
他人の戯言なんて聞く価値もない」
あえて悪く言う事で、他人の言う事を気にするな、
という事と思います。
「お前の夢だろう
どれだけ逆風だろうが
進も諦めるもお前が決めろ」
進も諦めるもお前が決めろ、は思いっきり、
風太郎の答えに対するそれであるようにも
思います。 夢を決める…
答えを探す、答えを決める。
「お前が母親のことをよく知ってるはずだ
お前は自分が見た、それを信じればいい」
自分の夢は、他の誰でもない、
自分の想いで、自分で決めるんです。
夢を決める事と、答えを決める事が、
同じような意味で考えらえそうな気がします。
風太郎の助言で『夢』を心から叩き出す五月。
泣いて叫んで、夢を決める…
風太郎もそうであって欲しい…
泣いて叫んで、答えを…
はい、少しまとめましょうか。
夢を求め、叩き出し、
そして本当の夢を見つけた五月
泣いて叫んだ姿は、私のイメージでは
風太郎がこうあるべき、って思うんですよね...
五月で、夢を見つける…
エピソードとしては、もう最高です。
一度屈して立ち上がる、そしてその胸には、
自分で出した、夢がある…
これが五月の話。
この話が風太郎でも良かった…
風太郎が一度挫折し、立ち上がり、
答えにたどり着く。
五月はまるで風太郎ポジションですね。
まるで、主人公のようですね。
ということは、風太郎はまた別の、
違った話、違った形で、
答えにたどり着くのでしょうか?
もう少し進めましょうか。
話を進めて無堂との最終対決ですね。
ここの話を。 もう少し割愛。
「あなたの無責任な行いが、
僕と娘たちを引き合わせてくれた」
マルオはマルオで、無堂の逃げた行動があったから、
気づいたこともある。だから引き合わせてくれた。
そのキッカケになった。まぁでも皮肉ですよね。
そこに愛は無い。
五月にも見抜かれていました。
零奈の気持ちには、零奈の言葉には、
五月は関係ない。
五月の中では零奈は零奈で、五月は五月で。
だから零奈が発した言葉にも、五月は自分の意志で、
否定する。
「私はお母さんじゃないのですから」
今は理解し、これからは零奈が憧れ。
それを自分で追いかけるのが五月の夢
この言葉はやはり、親としての教えが
姉妹達に伝わっていたと思えます。
やはり愛でしょうね。
無堂とマルオでは、見えているものが違いすぎる。
親として。父として。
きっと零奈を想う気持ちも、違うのでしょうね。
愛する人への、気持ちが違う。
想いが違う。
「五月君、僕もまだ何かを言える資格を
持ち合わせていないが…」
今からでも、少しずつでも埋め合わせていくから…
そう聞こえます。
ここのセリフは、本当にコレ。
向き合う覚悟に、優しさがある。
きっとこれが本当の父親の愛なんでしょう。
無堂の言葉は不安しかないが、マルオの言葉には涙する。
言葉の重みが、違いすぎる。
110話、このシーンから、
111話のここに繋がるんでしょうか
悔い改めて下さい無堂先生。
ちょっと似てる、べーとしっしっ
マルオ&五月 対 無堂
終了ですね。
マルオは、こんな時どうすればいいのか
わからない、ってなっているんでしょうか?
照れでしょうか?
勇也や下田見ていると、マルオも本当は、
本性は陽気でふざけたりする性格と
思うんですが、どうなんでしょ。
それでは、風太郎と五月
五月は家庭教師の生徒、なんですよね。
その生徒という枠から出るつもりもなく、
それが当然のように、そのポジション、
生徒であることを受け入れている。
一花や二乃や三玖のように、
一歩進んだ関係に、とは求めていなく、
今、このままの方が関係としては望ましい。
風太郎も誰も選ばない、と言っているのは、
これ以上の関係になることを望んではいない。
五月は自分の意志で望んでいる関係で、
風太郎は、姉妹に争って欲しくないからの
前提があるんでしょうが。
似ているんですよね、いろいろと。
素直になれないのはお互いにですし。
勉強に対しストイックなのも、
関係を進ませることを望んでいないのも。
そして、本当に嫌っているわけでは無く、
意地張ってるだけとか。
似た者同士、なんでしょうかね。
これはさすがに強引ですかね。
しかし似ている。
さすが主人公...
主人公に憧れた、
まるで主人公風太郎のような、五月。
意地張らずに、
素直になる時もありー、
そしてー
無邪気に本音を伝える。
風太郎は理想の教師なんでしょうね。
理想の教師がいるなら、その生徒になりたいでしょうね。
母親を亡くしその母親にさえなろうとした五月。
風太郎に憧れ、似てきた…
わけでも無いでしょうね。さすがにその性格は地でしょうし。
しかし、五月の中では風太郎の存在は大きいでしょうね。
素直には言っていませんが、助けてほしかったのは
間違いないでしょうし。
きっとこの時も
この時も
この時も
この時もきっと
助けてほしかったはずです。
しかし、素直に言えない…
どうしたら、素直に言えるんでしょうか?
素直に言えないわけではないんでしょうね。
この時は素直です、正直に気持ちを言ってます。
この時も、素直に。
感謝しているから?
んーここまでかなー?
あと、もうちょいな気がしますが。
これ以上は手札ない気がします。
風太郎と五月の関係は、パートナーの枠を
未だに超えれず、でしょうか。
ここからは私の思うところだけですが、
やはり一度、関係を失くすような事でもないと、
五月は気づく事が出来ない気がします。
鈍感そうですし、こっち方面は、
誰かと同じで。
さて、風太郎の答えをまとめましょう。
今まで、五姉妹達との話で得たものを糧として、
答えを見つけるー、としていましたが、
五月との話では、直接的なヒントを得たものは
無い気がします。
もちろん、五月との関係は前よりも一層、
強く、深い絆になったのは間違いありませんが。
五月は夢を見つけ、母親からの愛で、
それをもう一度、認識することで、
自分の強さを手に入れたと思います。
風太郎はまた別の違った話、
違った形で、答えにたどり着く…
きっと風太郎は最後に自分が誰を好きか...
で答えになる…とも思うのですが…
思っていたのですが...
今は、五月の話読んだ後では、
風太郎の答えは、答えを選ぶのは
愛は無い気がします。
愛は五月の話で完結してると思うんです。
親からの、親への愛ですが、愛は愛です。
これ以上愛について、の話には
ならない気がします。誰かを好きとか…
そういう話ではない。
きっと、正しい答えなんて無い……
誰かを好きなら、答えのようなものです。
誰かを好きなら、それで完結です。
誰かを好きなら、風太郎は悩む必要なんて全く無い。
愛するままに…とは、そういった答えには、ならない。
しかし、答えは出さなければならない。
争い事、競い合い奪い合うことは、
望んでいないから。
そんなのは、嫌だから。
俺はお前たち五人が好きだ
五人が好きだから、答えを出さなければいけない。
理不尽すら感じますね。難しさに。
考えても、きっと答えは出ないー
正解なんて無いんです。
その理不尽さを壊すほどの答え。
それはきっと綺麗な愛では駄目な気がします。
もっと汚い、嫌悪感すら感じるような、
自分に無い物を求めるような、
愛よりももっと、自分の本心が求める、
そんな欲望で決める答え
愛はなくても良い気がしています。
愛で求める答えではない。
それが五月のエピソードでのヒントかと。
何かおかしい事になっていますが…
愛よりもっと人間らしい何かであること、
それが答えになりそうかと…
それが何かは、結局まだわかりません。
愛じゃない物を見せてほしい気もしています。
もっと本心から来る、
包み隠されていない感情的なものであることを、
私は切に望みます。
答えを出す風太郎は強くあって欲しいですね、
その答えに胸を張れるように。
だらだら書いて決着つかず、ですが、
ここまで書いていて楽しかったです。
何だか最後変態的でしたが、まぁいいでしょ。
長々と駄文ですみません。
しかしなんだか私は満足しています。
これだけ書いてアレですが、
風太郎の答えには期待しています。
それではまた。
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前提でお伝えしています。ネタバレっぽい内容を
知りたい方はこちらでご確認下さい。
私が考察しただけで、内容の保証はしかねます。
風太郎の『答え』に対する考察です。
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感想最新111話~
その1のやっつけ感、その2のはっちゃけ、
その3の締め。書き方が違いすぎる…
110話感想~
その3、本当に気に入ってます。
苦労もしましたが、やって良かった。
109話感想~
私の遊びが多すぎたのは反省点です。
でもその2、その3は書きたいこと書けました。
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