BEEB’s diary

漫画 五等分の花嫁のブログになります

五等分の花嫁・101話感想後編

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五等分の花嫁 101話感想など後編

はい、101話感想中編最後の方、なんか料理でつなげていけば

格好良く行けそうな気がしたのですが、全くそんなことは無かった、

BEEBでございます。

おっかしいんですよねー。行ける気がしたんですけどね。

 

気を取り直して。101話クライマックスです。

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「なんでお前がその事を。ってかあれはあの時の事は事故だと俺は考えてる。」

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 ここからですね。我ながら、えらいトコで引っ張った。

簡単にまとめましょう。まずは

 

・一花は鐘キスを見て、知ってて言っているのか否か。

・それとも鐘キスは一花本人で、風太郎がどう思っていたのか聞き出したかった?

 

 鐘キスの説明はここでは割愛させて下さい。長くなり終わらない。

一花が鐘キスを知らないまま、ただ単にカマをかけて風太郎に言ってたのなら、瓢箪から駒になり、そうなの?そうなの?ってなって一花が言ってたというだけの話になり、『一花は花嫁ではない』が確定となります。だからと言っては何ですが、この会話部分もなんとも捉え方が難しい。やはりどちらとも取れるようなやり取りです。仕掛けですね。

このまま提示されてる部分だけでは、判断できないと思います、が私が個人的に思う分であれば、やはりここはカマかけた一花だと思っています。え?ホントにキスしたことあったんだ?という事かと。

そして一花のドラマでのキスと言うのは演技でキスしているように見えるっていう事でしょう。ショー君のセリフに頼ってるとこなんで。

 

いやーこのギリギリついてくる感じはサスペンスかと。

鐘キスは作中で出てくるのは、その時のシーン以降今までありませんでしたから。風太郎の回想に一瞬だけ、演出で出るくらいかと。会話で遂に出てきたと思ったら、きわどい感じで、なかなかスリリングです。しかし真相は見えず。ですが今回ヒントは隠されてるかもしれませんね。

 

長くなっていますが、ポイントがもう一つ。

「なんでお前がその事を。ってかあれはあの時の事は事故だと俺は考えてる。」

 風太郎のこのセリフ。もうね、バカかと。こういう事に慣れていない風太郎なので、こういう考えになってもしょうがないんですが、特殊な状況とはいえ、女の子の方からキスしている形です。事故って言ってしまうと、あまりにも相手が可哀そうです。

相手が誰であっても、勇気を振り絞って行ってるわけです。逆に相手の気持ちを汲み取れない風太郎、ということですが。頑張って欲しいですね。相手の気持ちを考えてこその優しさになると思います。

「全員が特別」と言うのなら、優しくもあってほしいのです。

一応、私はわかってない風太郎も嫌いではないです。

わかって欲しかったというだけです。

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『で?誰だと思うの?私聞きたいなぁ

ちょっとアカン目になってますよ。一花さん。

可愛いけど。

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ホントですよね。いつか一花からも、

「ほんとあなたって優柔不断で最低ね!」

とか言われるよ、風太郎。

言ってやりなと煽る一花もいい味出してる。

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ここで唐突にショー君が爆弾投下。

そしてこのライティングみたいな描写である。

ショー君の爆弾が爆発した閃光なのでしょうか?

 

一花の攻撃はここまで、という話を変える演出でしょう。

風太郎は犯罪者のそれまであるけど。

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修羅場になっちゃった。

ドラマだけの話でもなくなりそうです。

 

険悪とか修羅場の言葉を使い攻撃するショー君。

一花と風太郎の様子見て楽しんでるんか?説。

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意味深な風太郎のこの会話。この表情。

 

この先は自分で考察されるのであれば、

見ない方が良いかと、忠告だけ。

今回は途中ですが感想を中断し、私の考察をします。

途中になったので、ショー君のこの後などの部分は、

次回101話感想エピローグ編で。

 

例のアレと繋がる節がありますね。貼っておきますか?

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ここからは今回101話のラストに対する私なりの回答を書いています。

自分で考察を楽しむのであれば、ここからは見ないでおくことを勧めます。

ブラウザバックまで勧めます。この四葉風太郎の画像まででヒントはあると思います。

 

 

 

 

全てを得ようなんておこがましい、

何かを選ぶときは何かを選ばない時。

そして、競い合い奪い合い、そうやって勝ち取る幸せ。

思えば丁度、この修学旅行の時から、風太郎は答えを考えていて、きっとこれがヒントとして提示されていたものだったのかもしれません。

 

 

何かを決断する場合・何かを選ぶ場合、綺麗ごとだけでは終わらない。結果を得るためには過程があり、その過程に問題が生じないケースなんてのは稀です。

決断をしない・何かを選ばない、それは結果を出さないこと。結果を出す事を放棄すること。

 

結果を出さないことは、問題が発生する過程がない。

という事は、

競い合い奪い合うようなことは発生しない。

勝ち取る必要が発生していないのです。

 

そして風太郎は考えてたわけですね。

姉妹達で競い合い、奪い合い、

そういった争いごとはやめて欲しいんだと。

ホントに不器用な優しさです。優しくはあってほしいのですが。

100話での『全員が特別に決まっている』には風太郎の優しさが込められています。

 

 

特別であるがゆえに…選べない。

 

 

そうですね。

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そういう事です。

 

春場ねぎ先生の物語の構成は凄い。

五等分の花嫁、面白すぎですね。