五等分の花嫁・過去編5
どうもBEEBです。今回過去編5になります。
本編は文化祭編盛り上がっていますが、
当ブログは、最新話終わったら過去編と。
ここはね、若干地味になるんですが、
よければ読んげいただけると嬉しいです。
皆で四葉救済作戦を考えましょう。
姉妹の中で『特別に』、『一番に』、となっていた四葉。
お手本になれるように。
31点の点数を取りマルオに喜々として報告する四葉。
意訳すると「勉強に集中して姉妹の中で一番だったよ私は特別なんだよ、褒めておとうさん」ということろでしょうか?運動面ではやはり勧誘があるくらいに優秀だったようです。そして不器用すぎるマルオの褒め方。麗奈ならもっとうまく励ましていたかもしれませんが、その比較は酷ですかね。
褒めてくれる、よね。褒めるとは思いますが、姉妹の中で一番という点は、「姉妹にこだわらなくていい」とは言うかもしれませんね。ここで走っているのは、陸上部の勧誘に乗ろうとしているのでしょう。自分の居場所を陸上部に求めて、褒めてくれる事を期待していたのかもしれません。
「風太郎君も今頃勉強してるのかなぁ…」しっかり風太郎の事も覚えています。こういっては何ですが、風太郎が四葉の近くにいたのなら…もしもの事を考えてもしょうがないですね。
少しずつではあるが点数伸びている四葉。ゲームでやっていた部分がテストに出て点数が上がる三玖に追い抜かれ、焦りが生じ出してきています。
焦りながら、それでも二人で語った未来の為に勉強に取り組み、努力を重ねるのですが、結果が伴いません。たくさん勉強してきたはずなのに、結果が出せない。
不安に焦る四葉は、勉強していた目的が見えなくなってきてしまっています。
五人でいて助け合うの意味が分からなくなってきている四葉。
五人でいることの意味が助け合うことであるなら、四人の姉妹に「勉強が伸びなく悩んでいる」と四人の姉妹に話すことができたら、一緒に四人の方から勉強しようとしてくれたり、一緒に勉強方法を考えたりとか、また変われたのかもしれません。
もし麗奈がいるのなら、ここでも的確に四葉に言葉をかれることができたのかもしれません。しかし、麗奈ももういない。
そして高校に入ります。伸び悩んだままの四葉は
運動の方、自分の得意とする方に積極的に取り組んでいるようです。
心配する姉妹達。さすがに度が過ぎていたのでしょう。
心配し、三玖が勉強を提案していますが、四葉が変わってしまいます。皆とは違う、私は特別なんだ。自分で思い込んでいるようです。
勉強を頑張り、良い会社に入って母親の為に頑張る。そうすれば自分のいる意味になる。必要とされる人になる。そう言ってた四葉は歪めて変わってしまいます。母親の麗奈も亡くなり、母親が苦労していた姿を忘れているのかもしれませんね。
四葉は必死に頑張った分、誰かに褒められたかったのでしょう。それが運動だった。だから運動を頑張る、褒めてもらい必要とされる人になるという実感を感じることで満足してしまいます。勉強を頑張って必要とされる、としていたのに。
今まで四葉なりに必死で頑張ってきた反動もあるのでしょう。方向が違うものにシフトし、目的も変わってしまっています。
そして姉妹の中で『特別に』『一番に』
一緒に考えていいものかはわかりませんが、
姉妹のなかで一番になり、風太郎にいつか見つけてもらう、といった考えがあったのかは気になります。やはりそこは別なんでしょうかね?
他の姉妹とは違う、もう皆と同じ場所にいない。
自分が姉妹の誰よりも必要とされる人間だと。
そう考えることで自分を満たしていたのでしょう。
勉強をおろそかにしてしまい、落第を宣告されます。
学生の本分を学業としている学校なら、指導を聞かない生徒で恐らく課題である追試で不合格なら落第とあるのでしょう。これは四葉が何を言ってもダメでしょうね。
落第は転校という処置になり、四葉は学校を移ることに。
上手く理解が追いつかないほどに周りが見えていなかったようです。
「四葉が転校するのなら私たちも付いて行く」
カンニングをしていたという告白で四人も転校すると言い出すが、これはどう見てもカンニングは後付けでしょう。
四葉以外の姉妹達は、母親の教えをしっかり守っています。
きっとこのまま四葉が一人になってしまっては、どうなっていたかわかりません。この四人付いて行くと判断したのは正解でしょう。
四葉がきつく当たった三玖も五人ならと優しく語ります。
転校に追い込まれて、一人になることに怖がっていた四葉。
姉妹達に救われたわけですね。
ここで皆の為に生きる、と四葉が決めるわけです。
まとめになります。
・四葉は麗奈がいなくなり姉妹達にも頼らず、失敗してしまった。
・四葉を助けたのは姉妹達と母親の教え。
大事なのはこの二つでしょうか?
しかしこの後、四葉には「姉妹の為に生きる」という考えが発生し、それが新しい問題になるわけです。その話はまた次回に。