五等分の花嫁・106話感想002
好きな人を信じる、
自分で思っていたはずなのに、
大事にしてたはずなのに、
そんな簡単なこともできないの…？
いろいろなことが、出来なくて。
自信が持てなくて。
どうすればいいかわからない。
自分が間違っているのかさえも、わからない。
好きな人を信じることさえ、
簡単なことだったはずなのに…
できない…
不安で…わからなくなって…
風太郎を探している…
少しでも頼りたかったのでしょう…
そんな三玖に会う二乃。
二乃が告げた言葉は…
学園祭、最終日のようです。
最終日ということもあり、
愚痴など聞こえています。
風太郎に会うとすぐ、連れ出す三玖。
連れ出す先は屋上。
階段があったり、扉だったり、わかっていないと、
迷いそうです…
そして屋上では…
いがみ合うクラスの男子代表と女子代表。
たこ焼き屋の件で言い争いをしています。
「確かにここなら迷惑はかからないが…」
「違うよ」
「迷惑かけるのは、私」
二人は手紙で呼び出されていたようです。
最終日になってもいがみ合う男子と女子。
「…よくして」
「え？」
「仲！」
「よく！」
「して！」
「男の子も、女の子も、いつもでも意地はって
もう高校生だよ 来年大学生でしょ？
こんな子供みたいな喧嘩して恥ずかしくないの？
パンケーキとたこ焼きに上下なんてあるはずない
もちろん男女だって！
どっちも美味しいどっちも頑張ってる
なんでそれが認められないの
学園祭…準備からずっと…
楽しくない…居心地悪い…」
「ずっと我慢してた！
もう限界！」
女の子！
「最終日前にもうみんな疲れてる。
それもそのはず他のクラスでは
男女で役割分担してるから。
たくさんの人が来る状況で
半分の人数じゃ絶対のりきれない。
わかってる？」
クラスの半分の女子だけで、他のクラスと同規模の催しを用意するということは、倍かそれ以上の負担が一人当たりにかかるわけですね。そんな無理を押し切ってパンケーキ屋やっているのでは、お客さんが来ても、楽しいどころか苦痛にしかなりません。そして疲労という形で蓄積している。愚痴や弱音もこぼれるでしょう。「どうしたの？なんで急に…」三玖が言うのは急かもしれませんが、上手くいってないのは、きっと急になんかじゃない。最初から上手くいってなかったのでしょう。
男の子！
「出店禁止は残念だった。
皆が努力してたのを知った分、気持ちはわかる。
でも、女の子を目の敵になんてしてないよね。
お友達と話し手た時…
パンケーキ勧めてたでしょ？」
たこ焼きを食べた三玖には男子達が、どれだけ努力したのか、どれだけ真面目に取り組んでいたのか、三玖はわかっています。男子達は、それだけに、努力しただけに、出店停止が痛く…悔しい。自分たちのボヤが原因で、女子に詫びることも出来ず。そしてとった行動が、パンケーキ屋の宣伝…
「他のクラスに取られるくらいなら、
お前らの方がまだマシだ」
素直に言わないから、素直になれないから、
上手くいかない。
体裁やプライドよりも、大切なものはあるはずです。
「任せて！」
「私が説得するから」
「私を信じて」
三玖が今度は誰かに信じてもらう為に、
行動しようとしています。
その言葉で、代表二人を説得するように。
男子も女子も、努力して良い物を作ろうとしている。
三玖は、そのどちらも、
信じたかったのでしょう。
きっと上手くいくはずだ、と。
手に入れようと努力すること、
勇気を出し頑張ること。
「私が説得するから」
「私を信じて」
自分を信じてもらう事で、そこからまた成長しようとしている様にも見えます。
自分を信じてもらう事で、先に進める。
自分の未来に、進んで行ける。
「たとえ、どんな越えられない
壁が現れても
自分を信じる限り、
どこまでも進んでいける」
好きな事を信じて、
好きな人を信じて、
自分を信じて、
自分を信じてもらう。
その先にある、
三玖の掴もうとする未来は、
「勇気を出して、
不可能を可能にする未来」
なのでしょう。
次回106話感想003に続きます。
今回は挨拶が要らなかったと判断し、
入れておりません。
しかし宣伝は入れる！
宣伝・当ブログでは風太郎の考え方がわかっている
前提でお伝えしています。ネタバレっぽい内容を
知りたい方はこちらでご確認下さい。
私が考察しただけで、内容の保証はしかねます。
今回の三玖の心にあるものはこれかも、
という考察。短めですが。
いや今回そんな関係なかった。
ついでに今回学園祭二日目で
出てくる100話内容。
100話感想の書き方は自画自賛ですが
なかなか上手く書けてます。
なお、こちらサブのブログで雑談して投稿しております。
私の息抜きブログになります。内容は察してください。
時間ございましたらどうぞ。
