五等分の花嫁・上杉風太郎の解1
おはようございます。BEEBでございす。
ただ今3連休2日目。いかがお過ごしでしょうか?
私は、完全にこじらせてしまいまして。
ブログなにかしたいけど、鐘キスをここでまとめるのを上げようか?
いや、やっぱ98話あげたい。101話102話、もう一回まとめようか?
ですよねー。ここは思うがままに。
上杉風太郎の解、
といたしまして。思うがままにやっていこうと思います。
この投稿を見たら98話~102話の風太郎の考えを
整理することが出来るようなものを作ろうと。
開幕からネタバレ全開になります。
「誰も選ばない」の101話から。
自分で考察されたい方は、今回残念ですがバックお願いいたします。
では早速、101話感想後編のコピペになるんですが。
意味深な風太郎のこの会話。この表情。
全てを得ようなんておこがましい、
何かを選ぶときは何かを選ばない時。
そして、競い合い奪い合い、そうやって勝ち取る幸せ。
思えば丁度、この修学旅行の時から、風太郎は答えを考えていて、きっとこれがヒントとして提示されていたものだったのかもしれません。
何かを決断する場合・何かを選ぶ場合、綺麗ごとだけでは終わらない。結果を得るためには過程があり、その過程に問題が生じないケースなんてのは稀です。
決断をしない・何かを選ばない、それは結果を出さないこと。結果を出す事を放棄すること。
結果を出さないことは、問題が発生する過程がない。
という事は、
競い合い奪い合うようなことは発生しない。
勝ち取る必要が発生していないのです。
そして風太郎は考えてたわけですね。
姉妹達で競い合い、奪い合い、そういった争いごとはやめて欲しいんだと。
ホントに不器用な優しさです。優しくはあってほしいのですが。
100話での『全員が特別に決まっている』には風太郎の優しさが込められています。
特別であるがゆえに…選べない。
そうですね。
そういう事です。
はい。101話感想後編のおさらいです。
ここから先は選ぶ、人を選ぶと書いています。
人を選ぶとはおこがましいですが、
あえて書いているところもあります。ご了承を。
そして今回102話での一花の行動。
一花の行動。
102話の感想でも書かせていただきましたが、
一花は風太郎に考えさせ直す、「誰かを選ぶ」選択を迫ります。
これ、一花ならではと思いますし、今の風太郎には必要な部分でしょう。
ここで風太郎が答えを出せるに至ったかどうかは、
描写されてはいませんが恐らく、答えは出せていないのでは?
私は『選ぶ』だけでは駄目だと思います。
少し違いますね、何を以って選ぶのか。
それを提示する、選ぶための目的、理由。
それが大切だと思います。
風太郎には選ぶための理由が欠けています。
だから素直に選べない。答えが出せない。
だが、答えを出さないわけにはいかない。
姉妹達が争い出したりするのは嫌だから。
皆を振り回すわけにはいかない。
「俺の気持ちなんて俺自身もわかんねーよ」
でも、風太郎も悩んでるんですね。
答えの出し方がわかっていないから。
家庭教師や勉強はこなす、が、それ以外は
年相応の少年です。
むしろ、年相応にも追いついていない個所も多いでしょう。
切り捨てた部分も多いから。でも風太郎は変わろうとして、
不器用なりにも答えを探そうとしています。
作中でも恐らく一番苦悩しているところなのでしょう。
出会ったばかりの子供の言葉にすら影響受けるほど、
不安定になるくらいに悩んでいる。でも…
答えは出さなければいけない。そして文化祭初日。
これだけは確信を持って言える。
「俺はお前たち五人が好きだ」
102話での一花の言葉。
「難しく考えすぎなんだよ、
それか考えないようにしてるだけ」
難しく考えすぎ。
風太郎の思考は、
飛べないんでしょうね。この場にいる事が最善。
最善が正しいわけではないんですが、
風太郎には、手段がわからない。
「最善=正しい」
不器用な風太郎の出す、最適解。
答えなんて用意されているものではないわけで。
何が正しいなんて、誰にもわかりません。
完璧な答えなんてものは無いと思います。
競い合い、奪い合う事も、きっと必要になる時もあるでしょう。
落ち込み、傷つくこともあるでしょう。
しかし、後悔することはない。
悩んで出した答えに、誰も責めることはできません。
相手を信じる事。これが風太郎に欠けている気がします。
信じて思うままにやってみる。
行動してみる。
そうすることで、見えてくるもの、
気づく事ができるものもあるでしょう。
少し世界を開けることが出来れば、
きっと風太郎にもわかってくるはずです。
素直な気持ちを大切に。
素直になれば
わかることも、
きっとあるでしょう。
素直に。
意地はらず
そうすれば
きっと、
見えてくることもあるでしょう。
それが『愛』なのかどうかは
わかりませんが。
上杉風太郎の解1でした。
良ければ解・壊、解3と
見ていただくと、ちょっと楽しくなる…
かもしれません。