五等分の花嫁・上杉風太郎の解3
はい。どうもBEEBでございます。
では『上杉風太郎の解3』
学園祭での風太郎の出す答えに
どれだけ近づけるか、
そんな『解』シリーズ第3弾。
まず、「解3」はこちらの続きになります。
初見の方はまず先にご覧下さい。
はい、それでは改めまして。
今回はあくまで『解1』に補足し、
103～106話に出てきた部分、
その部分を足します。
ベースは『解1』です。
そして私の好みの趣旨に落とし込み、
書きたいように書いています。
今回そんな『上杉風太郎の解3』になります。
そうですね、全く伝わってないと思います。
少しずつ書いていきましょう。
今回もよろしくお願いします。
最初に。
誰も選ばない、という風太郎の答え。
前にも感想などでも書いてはおりますが、
これは『失敗』です。
この答えは五人誰も望んでいないものです。
四葉は異端過ぎるので、ここでは五人とします。
失敗はあるだろと思っていましたし、
これは失敗でしかないとも思います。
風太郎の答えとしては、
今までの積み重ねを無意味にしてはいけない。
そして、『五人が特別』であったとしても、
誰も選ばないんじゃ、本末転倒。
矛盾しているようですが、
未来は希望、望みの上にあるもので、
五人の誰もが望まない、
そして風太郎だけが自己犠牲のような
形の上で成り立つ、
そんな未来は失敗です。
このままでは「五等分の花嫁」です。
そして、101話からの話、学園祭の中で、
これも上手くできていると言いますか、
それとも私の考えすぎかなのか、わかりませんが。
全く姉妹同士で競う争う、といった
兆しすら見えません。
姉妹以外では三玖は激しくやったんですがね。
こう取れるのでは、と思うのが、
誰も選ばない、もしもそうなったとするなら、
風太郎からの一番、
風太郎から見た、
『特別の特別』になる以外、
勝ち取るすべは残っていません。
それしかない。誰もが『特別』という横一線なら、
その中でもまた『特別』、
抜きに出るしかありません。
そりゃキスとか気持ちを伝えたりとか、
アタックしなきゃアカンでしょう。
しかし、この部分はやや余談かもしれません。
変な方向になってしまいそうです。
でもそういった要素はあるんじゃないか、
とは思います。
はい、ここまでは補足の部分になります。
完璧な答えは、どうあがこうがありません。
競い合う事も、奪い合う事もあるでしょう。
だからこそ、必要な事は言う。
言葉で、伝える。
分かりあうことが必要です。相手の気持ちも考え、
汲み取り、向き合う。
もしかすると、上手くいかずに、
わかりあえないかもしれません。
それでも向き合おうとする、
その姿勢、努力だけはしないと、
自信もなくしてしまう。
自分で自分を嫌いになり、
許せなくなってしまうかもしれません。
だからこそ、
相手を信じる。自分を信じる。
逃げずに向き合う、
その姿勢が必要なのでしょう。
そしてそれは風太郎にも言えることで。
風太郎も相手を信じて、飛ばなくてはいけません。
現状が一番、それが最善。
だから飛ばない。
しかしそれでは前に進めない。
今までの積み重ねが無かったことになってしまう。
時には、
攻めることも大事です。
現状維持だけでは、
何も進めません。
自分のために飛べないのなら、
一緒に飛べる誰かがいるのなら、
同じ悩みを抱える誰かがいるのなら、
その人のために飛べるんじゃないでしょうか？
その人のために、お互いの為に、
自分が飛んで
お手本になればいいんです。
お互い、誰かに教えることは
やっているんですから。
競い合う事奪い合う事は、
お互いに分かりあうことで、
伝わるはずです。
想いはきっと伝わります。
五人には五人の絆があります。
お互いがお互いを分かりあう。
未熟である部分は補い合う。
そうやって成長する。
きっと麗奈の教えも
そういったものなのでしょう。
「結局この世は、教科書だけでは、わからないことだらけでした」
「あなたの思うがままににしたら、いいのではないでしょうか？」
「あれこれ考えるより、やってみて
わかることもあると思いますよ」
素直に相手を信じて、
自分を信じて思うままに
勇気をもって、飛ぶ！
失敗しても…
きっと大丈夫です。
なんてったって、
自分以外に、
『五人もいるんですから』
「成功は失敗の先にある」
五人だって、風太郎を
助けたいんです。
支えになりたいんです。
失敗するのなら、救いたいのです。
だから。
「やりたいようにやらせてもらう」
「俺の身勝手に付き合えよ、最後までな」
それでいいんじゃないでしょうか？
悩んで出す答えに、誰も文句などないでしょう。
風太郎が自信を持って、
自分で決めて、飛んで、
その手で未来を掴む。
そして、どうかその先の未来が…
どうかその先の未来が、
皆に祝福されるものであるように…
そう願います。
PCで見て下さってる方は上の画像の真ん中、BEEB's diaryの文字から、いつでもTOPに戻れます。PCの上の画像はたまに入れ替えると思います。携帯、タブレットの方は上の五姉妹の画像からTOPに戻れるので、またご活用ください。
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中野四葉の愛を紡いでいく 、
着地地点の決まっていない『愛』シリーズでしたが
ついに完結です。少し書き方特殊ですが。
